2005年08月21日

UltraSharp 2405FPW HAS


UltraSharp 2405FPW HAS and UltraSharp 2005FPW HAS
 UltraSharp 2005FPW HASを買ってすぐに24inchのディスプレイが15万ぐらいで発売された。
 一瞬、「えっ・・・」と思い、もうちょっと買う時期が遅かったらそっちを買ってた方がよかったかもなどど思ったが、15万もするディスプレイを買おうとは思わないだろうとそのときはすっかり諦めたはずだった。
 しかし、毎週のようにDELLのサイトを見ていると、みるみるうちに値段が下がっていく・・・「●月●日までキャンペーン価格」!?(そうです、あの会社では毎週キャンペーンがあるので、何となく毎週のようにサイトをチェックしてしまっています。)なんじゃそりゃ~~~毎週やってたらキャンペーンじゃないんじゃないの?とつっこみを入れたくなってしまうけど、僕みたいなやつがその戦法につられ毎週毎週見てしまうわけだ。


 そんな中、会社のディスプレイを買い換える事になり、Apple Cinema HD Displayの23inchにするか、DELLのUltraSharp 2405FPW HASにするかを選択しなければならなくなった。Apple Cinema HD Display 23inchは会社のMacユーザー達が使っているので、現物をよく確かめる事ができるけど、UltraSharp 2405FPW HASは現物を確認できない。Macユーザーなら迷わずCinema Displayを選択するだろう。でもWinをメインに使っている僕はWinとMacの両方をつなぎたいけど、Cinema DisplayはDVI端子が一つ付いているだけなので、切り替えができない。しかも、スペック上はどう見ても2405FPWの方がよい。強いて言えば、2405FPWは24inchだけど解像度がApple Cinema HD Display 23inchと同じなので、ドットピッチが2405FPWのほうが大きい事になる。しかし、2405FPWにはUSB端子4つとmemory cardスロットが付いている。まあおまけ的な部分は良いとしても、D-sub/DVI/S-Video/Composite/Componentの5種類の端子が付いている。これだけあれば、WinとMacをつないだ上にビデオデッキにDVDプレーヤーさらにはプレステ2迄一度につなげるわけだ。そんな事を考えて僕は2405FPWを買ってもらう事にした。


 早速届いた物を会社のデスクにセットする。僕のデスク上には2405FPWと17inch液晶ディスプレイ・Power Mac G4そして電話が載っているが、2405FPWの代わりに21inchCRTが載っていた昨日までより断然広い!
 実際に2405FPWを使ってみたら、ドット抜けなどの問題も全くないし予想を遙かに上回るきれいさでびっくりした。2005FPWを始めて使った時は、正直画面の照度が高すぎてちょっと違和感を感じだけど、2405FPWはCinema HD Display 23inchにも劣らないきれいさだ。
 24inchというサイズは23inchとほぼ変わらないと思っていたが、周りのCinema HD Display 23inchより遙かに大きく感じる。
 Photoshopを使って画像加工、カンプ制作などの作業をやって見た感想としては、24inch領域にメインウィンドウを表示させ、となりの17inchディスプレイにツールパレットを配置し作業をしてみたところ、いつもより広々と画像を表示させられ画像全体を大きく確認できるので、高解像度の画像を扱うには最適だ。ディスプレイと目の距離にもよるが、60cm程度離れたところから見てる感じでは顔を動かさず眼球のわずかな動きだけで見るのに適した大きさかではないだろうかと思う。強いて言えば上下間の広さ的にはもう少し広くても目にはいるかなという感じ。
 ディスプレイの感覚以外に変わったのが、マウスの動き。画面が広くなった分マウスの移動距離が増すので、昔と同じ設定だと画面の端から端までマウスを動かす時、多少なりストレスを感じる。まあこれは設定を変えたり、あるいはそのまま使って慣れたりという事であまり問題ではないと思う。


 という物を、会社で3日ぐらいイヤ2日ぐらい使ったら自分の家にも欲しくなって欲しくなって溜まらなくなってきた。でも、2005FPWを買ってまだ1年も経っていないのに、新しいディスプレイを買うなんてもったいなくてしょうがないというのも正直なところだ。
 そんな思いを抱えながら週末友達と飲んで家に帰ってPCを立ち上げ何気なくインターネットを見ていた知らず知らずのうちにまたDELLのサイトを見ていた。そのとき、「ああーこんなに酔ってるにもかかわらずこんなサイトを見るなんてよっぽど欲しいんだな。」と思い、思わず購入手続きをしてしまった・・・
 まあ、後悔半分いいんじゃないのと言う気持ち半分でしたが、物が届き実際に箱を空けると後悔なんてほとんど感じなくなりました。そして、平日の夜遅くに机の上のCRTを降ろしセットし早速PCを立ち上げました。順調に立ち上がり、プロパティを開き解像度を調節しようとしたところ、1920×1200の設定がなかったので、最新のドライバーをダウンロードしてインストールして、再度挑戦したところ1920×1200の設定が出て来てそれを選択した。しかし、どうも解像度が低い感じがする。マウスを動かしてみると画面が少し横方向にスクロールした。ディスプレイのボタンを押して画面情報を見ると、1600×1200でしか表示していない事が判明。
 結局夜中の3時まであれやこれややってみて、分かった事がグラフィックカードがそもそも1920×1200に対応していないという事だった。


 次の日DELLのサイトを見ていたらなんと、値段が5,000円も下がっていた。DELLはすぐに値段が下がる事を承知していたけど、1週間も経たないうちに5,000円も下がるなんてかなり悔しい。こうなったらええーいという感じで、会社帰りにビックカメラへ行き対応しているグラフィックカードを購入。以前はNVIDIA GeForce FX 5700LEを使っていたが、NVIDIAよりRADEONのほうが高解像度に対応している物が多いという事で、RADEONの 9800 PROにした。
 家に帰り、PC周りのケーブルを外すところから始めまたもや夜中の3時までかけてグラフィックカードの入れ替えを行った。・・・結果は80%目標達成という感じだろうか。残り20%の問題として、起動時に1回立ち上がらなかった事と、どうもデュアルディスプレイの解像度がおかしいという課題が残った。
 次の日の朝電源を入れると起動せず・・・3回ぐらいやってだめだったので、デュアルディスプレイの端子(D-sub)を抜くと素直に起動。原因はなんだろうか?電源容量不足が怪しいと思い、2台のリムーバブルHDDをOFFにするとちゃんと起動する。1台のみOFFの場合も起動。2台ともONにするとやっぱり・・・あれ?起動する。原因が全く分からない・・・しかし、比較的2台ONの時は起動しない事が多いので、やっぱり電源の容量不足だろう。400Wでは足りないようだ。しかし電源の載せ替えはかなりめんどくさい気がするので、当分このままで行こうと思う。


 デュアルディスプレイ問題は何とか問題が解決したので、今度は旧マシンを2405FPWにつなぎ解像度は低くても良いのでとりあえず映るようにしようと思い、接続し起動してみた。
 とりあえず画面が映ったのでどのぐらいの解像度まで映るかを見ようとプロパティを開くと、なんとこの旧型マシンの解像度選択欄に1920×1200がある。どうせ映らないだろうと思いつつも選択してみると何事もなく(最新のドライバーのインストールも無しに)1920×1200できちんときれいに表示された。このマシンは4年ぐらい前の物でグラフィックカードはGeForce 2 MXを積んでいる。どうやら単純に新しいカードの方が良い物とは言えないようである。
 デュアルディスプレイの設定がうまくいったので、2005FPWを縦表示にして使う事にした。1680×1050という解像度はYahooのトップページ全体を表示させてもまだ余裕があるサイズだ。改めて思うが、スクロールするのとしないのではその情報の視覚的効果はまるで違い本当に見やすい。


 とりあえず、一応環境の設定も全て終わり、今回の2405FPW導入による部屋全体の片付けも終わり改めて思うのは、そろそろ財布のひもを締めていこうという事である。


Posted by kom | TrackBack (0)
最近のエントリー
アーカイブ
Google Sitemaps用XML自動生成ツール
2022年03月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
江ノ島の猫
江ノ島の猫
江ノ島に住んでる猫。
まるで作り物のように人がよっても微動だにしない。
撮影:2008/12/27