VivoTab Note 8が手放せなくなった

2014/07/21 2015/06/10

VivoTab Note 8 を使い始めて数ヶ月が経つわけですが、途中コード10のエラーに悩まされ、出先や使おうと思ったときにエラーになると使い物にならないので、いくら安いとはいえこれじゃあダメダメだなと思っていました。

しかし、画面モミモミの技を知りこの技を使えば、たとえエラーになったところですぐに直るので出先や思い立ったときにも十分使える物となりました。しかも、最近はエラーになる機会もほとんど無く調子が良いです。

普通に使えるようになっても、スタイラスのポイントのズレという問題が残りますが、うまく調整すればほぼ問題なくなるレベルだと感じてます。
調整はコントロールパネル/タブレットPC設定/画面/調整/ペン入力でできます。

調整のこつは、

調整時にペンをなるべく垂直にしてポイントする
(2015/6/10追記　これは実際に書く時のペンの持ち方にした方がいいかもしれません。)
ポイントする十字に対してずれている分十字の中心からずらしてポイントする。（ポイントがペン先より右上だと感じているなら、十字の中心に対して右上をポイントする。）
画面上部と下部ではズレ具合が違うので、画面上部はやや大げさに、画面下部はほぼ十字の中心に合わせる感じでポイントする。
設定しても四隅のどこかがズレている様であれば、リセットせずズレている箇所だけズレ分ずらし、ズレていない所は十字の中心を再度ポイントする様にするというのを繰り返すと、かなり精度が上がります。

ということだと思います。

ちなみにズレの量をなるべく正確に知る為には、お絵描きソフト等を全画面表示させ四隅に十字を書いて、十の中心にペン先が当たる様にポイントする事を繰り返すと、十の中心からズレたところに点が濃く描画されるので、その点と同じ位置を調整の時ポイントする様にすると良い様です。

それでも、画面上部のスピーカーあたりはズレが酷いですが、この部分を頻繁にポイントするということも少ないので、僕的には問題ありません。また、何かを書いていてこの部分が影響することも少ないので、ほとんど気になりません。ちなみに僕の使用用途はブラウザとメール、One noteとNote Anytimeを使用するぐらいです。

8インチというサイズから確認・閲覧や、ちょっとしたときに手書きメモを使うというのがメインです。

VivoTab Note 8と一緒に使ってる物

入力に関してはスタイラスペンを使っての手書きが9割以上という感じですが、付属のスタイラスではさすがに使いづらい気がします。
そこで、色々と調べてみるとLB-PN4（0635195）がWacom Intuosの替え芯が使えると言うことで購入してみました。

ちなみにWebで調べたときはこのスタイラスは激安という話だったのですが、いざ購入しようと調べてみると結構な値段になってました。。

芯はデフォルトだとちょっと滑りやすいので、Wacom 替え芯 Intuos4用エラストマー5本入り ACK-20004を購入して早速付け替えてみました。

ゴムっぽい芯ということで、滑らなすぎたら・・という心配があったのですが、使ってみると適度に滑らない感じで僕的にはちょうど良い感じです。富士通スタイラスにはデフォルトの芯が5本ついてくるのですが、同じ物を5本も付けるなら、デフォルト×1、エラストマー×1、フェルト×1みたいな感じにしてもらえる方がありがたいです。

VivoTab Note 8購入時にVivoTab Note 8 専用ケース ( フルカバータイプ / スタンド可 / グレー ) も購入していたのですが、これは評判が良くないようです。

というのもスタイラスのズレは磁石に影響されやすく、このケースの上にVivoTab Note 8を置いて作業しようとすると、蓋の磁石が影響してポイントが思いっきりずれてしまいます。そのため使用する際はケースの上に置かないようにしてます。

ただ、僕的にはこのケースで良かったことが1つあり、このケースだと富士通スタイラスペンをうまく収納することができます。

One note vs Note Anytime

手書きメモアプリとしてこの2つを使用してます。本当はどちらかに絞りたいのですが、今のところどっちを使用していこうか迷っているところです。

One noteはMS製なのでOfficeとの連携や今後もより良くなることが期待されますが、今のところの不満点はAndroidで手書き入力ができないことです。Galaxy Note3を使ってるので、One noteも手書きができればたぶん迷わずOne note一本になっていたと思います。

じゃあとりあえず現状ではNote Anytime一本で良いのでは？という気がしますが、これはこれで2点不満があります。同期に時間がかかることと、入力が追いつかない（遅れる）ということです。

同期の方はいちいち同期を気にして同期待ちの時間が発生しますが、One noteは同期を気にせず使えます。とは言ってもOne noteは実質VivoTab Note 8でしか使ってないので、色々な端末で使うと結局同期を気にする必要があるのかもしれませんが。。

入力の遅れは致命的かもしれません。Galaxy Note3では全く問題が無いのに。。ちなみに、Note Anytimeを使うに当たってmazec3を800円も出して購入したのに結局ほぼ使ってません。。

Windows8の手書き認識は優秀でほぼ問題ないと思うのですが、mazec3の方が一段上を行くという感じです。変換がどうのというよりUIがmazec3の方が優れている感じです。

そんな感じでどちらも一長一短ありますが、今のところVivoTab Note 8ではOne noteメインで、Galaxy Note3ではNote Anytimeをメインで使っているという感じです。

気になるのはOne noteは筆圧感知でNote Anytimeは筆圧を感知しませんが、ペン種は後者の方がバリエーションが多いということです。後者は何となく宝の持ち腐れでMSはもっとがんばれーといったところでしょうか。

VivoTab Note 8のメリットデメリット

メリットは価格が安く持ち運びにちょうどいい便利なサイズ・重さとWacomペンを使えることだと思います。もちろん手軽に使える端末でWindows及びOfficeが使えるというのも大きなメリットです。

逆にデメリットはある範囲以上の作業をするのは難しい。もう少し画面サイズが欲しくなる。ということでしょうか。

ある範囲というのは画面サイズが足りなく感じてしまうときがあるというのもそうですが、CPU性能・メモリなどに依存して重たい作業は難しい時があります。ただし、やっぱり提案書や資料をVivoTab Note 8で作ろうという気にはならないけど、閲覧・確認するのにはちょうど良いという感じです。スマホでも閲覧・確認ぐらいはできますが、VivoTab Note 8を使ってみると雲泥の差を感じられます。

手ぶらならVivoTab Note 8を持ち運ぶかどうか迷ってしまうところですが、鞄を持っていくのならたとえ使わなくともVivoTab Note 8を忍ばせておいても気になるような重さではないというのは、費用対効果を考えると大変コストパフォーマンスの高い物だと思います。

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