2010年10月25日
コンパクトデジタルカメラと一眼レフデジタルカメラの違い
大学生3年~4年の頃、ちょうどデジタルカメラというものが世の中に出てくるようになりました。
それまでは、ちょうど『写るんです』の様なインスタントカメラが全盛期だったのですが、安いコンパクトカメラを買って何かある度に撮影していました。
その頃撮影するものといえば、3人~20人ぐらいの集合写真的なもので、あまり風景などは撮ってませんでした。
新しもの好きだったため、デジカメは初期の方に購入したのですが、まめに撮るというよりかはやっぱり何かある度に撮るという感じでした。
しかし、『新しもの好き』ということでだんだんとデジカメに引き込まれていき、5年ぐらい前にデジタル一眼レフカメラを手にしました。
そのときぐらいには、コンパクトデジタルカメラも高性能デジタルカメラを買うようになっていて、『被写界深度』というものにちょっとだけ興味が湧いてきていました。
ただ、実際にデジ一を持つまではその世界に触れたという感触はなく、『ぼけ』の気持ちよさなんてまったく分かりませんでした。
初めて買ったデジ一のPENTAX istDS2では、生意気にDA40という単焦点レンズとDA16-45という広角ズームを購入しました。
そのときはレンズの明るさも、焦点距離も何も分からずに、単純にDA40というレンズはめちゃくちゃ小さいということと、DA16-45は広角が撮れるということで購入しました。
たぶんあのときにDA40に出会わなければ、これほどデジ一にはまることはなかったのだと思います。
購入後知識を深めたと言うより、適当に撮影したという感じでそれをPCで見てみるとコンデジの画像と比べてめちゃくちゃきれいな画像を撮ることができることに気付きました。
それはシャープさ・ぼけ具合以外にも色合いであったり『あじ』というものもあったと思うのですが、とにかくぱっと見て『おおー!』という具合に感動しました。
その後、ネットや本などで色々知識を得ていって、デジ一の扱い方などを知っていったのですが、たぶんそんなことより一番大切なことはPENTAXのデジ一に出会ったと言うことが、僕にとってのデジ一ライフを決定づけたのだと思います。
istDS2を手にするようになってかから数年後に、仕事でカメラマンをやるようになって、CANONの結構良いデジ一とレンズを仕事の時に使うようになったことがあるのですが、そのときの機材はとても使いやすく何でも撮れるという感じだったのですが、撮った物を観てみても『よく撮れてる』と思うものの、『感動』はありませんでした。
PENTAXはプライベートでの使用だったので、そりゃそのときの感覚自体が違うというのもあるけど、CANONで撮影に行ったときもライブであったりおいしいものの撮影であったり楽しい仕事だったのに、後から画像を見るとその楽しさが全然伝わってきませんでした。
そう考えるとPENTAXの画像って、なんて美しく心に残るものなんだろうかと思います。ちなみにCANONで撮った画像はその場を正確に伝えるということは完璧なのでプロの人はCANONを使う人が多いんだと思います。ただ、撮った画像を自分で見ても感動しないのではないかと思います。
ちなみに、コンデジに関して言えばPENTAXのコンデジ(Optio WP)で取った物を後から観て『感動』するというのもなく、逆にCANONのG11で取った物なんかはかなりきれいに写ってます。きれいに写ってるだけですが。。
で、istDS2の後にK-7を買ったわけですが、K-7で晴天を撮影した画像なんて、そりゃもう『そのとき感じたままで撮れてる』と思う画になり感動です!
まだ、K-7を購入して数週間ですが、K-5の好感度撮影の評価が良すぎて早くもK-5がほしい感じ。。
K-7を買う前は「そんなに暗い場所で撮影することもない。」と、あまり気にしてなかったのですが、K-5の好感度撮影の画像を見ると、全然ノイズがなくシャッター速度を稼げることを考えれば、「K-5欲しー」ということになります。
しかし、K-7を買ったばかりなので、K-7とじっくりつきあっていきたいと思います。
あ、G11の出番はそれなりにありそうだけど、istDS2の出番はめっきり減ってしまいそう。。
PENTAX デジタル一眼レフ K-5ボディ K-5BODY
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-5 18-55レンズキット K-5LK18-55WR
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-5 18-135レンズキット K-5LK18-135WR